メール心理カウンセリング終了の経緯について

 メール心理カウンセリングの終了を決断した理由としましては、メールカウンセリングにおけるその効果と、メールカウンセリングにおけるクライエント様の安全の確保が十分ではないと感じるようになったこと。そして、それらについて改善すべく検討を重ねましたが、その改善策を見出すことができなかったことに尽きます。

 私の力不足であるといえばそれまでなのですが、やはりメールカウンセリングにはいろいろな面で限界があったり、カウンセリングを進めていく上で必要以上に慎重にならざるを得ない場面があったりと、カウンセリングをスムーズに行うことができないという現実があります。それでも当初は「心理カウンセリングをもっと身近に感じていただけるように」との思いから、「メールカウンセリングでもクライエント様のお役に立てることは確かにある」と、多くの制限があることを承知の上でやらせていただいていた次第です。

 もちろん、それらの制限があることを承知の上で始めさせていただいたことですから、当初から問題解決をメールのみで完結させようという目的で導入したわけではありません。メールによるカウンセリングが有益なものとなる範囲をよく検討し、あくまでメールカウンセリングは面談形式のカウンセリングの補助として導入すべきものとの考えを持って始めさせていただいたものです。具体的には、最初から面談形式でのカウンセリングには気が引けてしまう方などに対して、面談形式のカウンセリングを前提とした上で、事前にクライエント様の緊張や不安をほぐし、少しでもクライエント様とカウンセラーの信頼関係の構築につながるような取り組みを行う、ということを主な目的としておりました。

 しかし、実際のところメールカウンセリングから面談形式のカウンセリングへの移行は、なかなかスムーズに行えるものではありませんでした。この点に関しましては、私の考えが甘かったと認めざるを得ません。しかしその反面、メールカウンセリング(メールカウンセリングと呼んでいいものかどうかは別として)が面談形式のカウンセリングの補助的役割として、しっかりと機能している面もあります。それは、出張心理カウンセリングにおけるクライエント様からの状況報告の手段としての活用、カウンセリングの振り返り時などに発生した疑問などについてのやりとりの手段として、またクライエント様に対する(僅かながらではありますが)安心感の提供といった役割です。これらの活用手段については引き続き出張心理カウンセリングの中で導入させていただくものとします。

 

 メール心理カウンセリングを継続されていた方には事前にメール心理カウンセリングの終了を告知させていただき、その後のサポート方法について個別にご提案をさせていただいた上で、2018年2月18日をもって、メール心理カウンセリングを継続されている方がいらっしゃらなくなったこのタイミングで、メール心理カウンセリングを終了させていただくことになりました。

 

 以上、メール心理カウンセリング終了の経緯についてのご説明とさせていただきます。