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カウンセリングをもっと身近に感じて欲しいです

 私はカウンセリングというものを、皆さまにもっと身近に感じてもらえるようにするにはどうしたら良いのか?なんてことをよく考えたりします。それを考え始めると「カウンセリングを受けることに対する皆さまのイメージを変えていかなきゃ!」などと大きな希望を抱いては、「はぁ~」なんてことを繰り返しているのです。

 

 どうして皆さまにカウンセリングをもっと身近に感じて欲しいと願うのか?それは「利益を上げるためにもっと集客したいから」とか、そういったものではないのです。確かにカウンセリングの活動を続けていくためには利益を無視することはできません。活動を続けていくためにはお金が必要ですし、なんせ私も食べていかなければなりませんからね。ですが少なくとも私にとって、それがこの活動の第一の目的ではないと言えますよ。お金を稼ぐことを第一の目的としているのであれば、別のことをしていると思いますから。

 

 私が願っていることは、自分自身を改善したいと思っても、それが自分ひとりではなかなか難しそうだと感じられるときに、カウンセリングを受けることを自然に検討してもらえるような日本の社会です。

 

 どうなのでしょう?カウンセリングの実際が正しく理解されていないことによって、「カウンセリングを受けるような人間は弱虫だ」、「カウンセリングを受けるようになったらもうおしまいだ」なんて考える方もおられるようですね。ですが私は、そのような考えをお持ちの方たちに反論する気もないのです。そのような考えを持ち、逞しく生きていけるのであれば、それはそれで全然良いですよね。カッコイイと思います。そういう方たちはカウンセリングを受ける必要もないでしょう。しかし、そのような考えを持つことにより、結果として心身を痛めつけてしまうようなことがあるのなら、限界が訪れてしまう前にカウンセリングを受けるということを選択肢のひとつとして持っていただければと思うのです。

 

 「カウンセリングを活用する」という文化が浸透していけば良いなぁと思っております。自分を進化させるため。自分の理想に近づくため。自分を美しくするため。

 

 ジムや美容室やネイルサロンに通うような気持ちで。カウンセリンとは、そういうものだと私は思うのです。