心理カウンセリングに抵抗感をお持ちの方へ

 心理カウンセリングというものについて、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?心理カウンセリングを受けたことのない方は、それが未知の世界であるがゆえ、ただただ漠然とした不安を抱いてしまうのかもしれませんね。

 

 このページでは、「これから心理カウンセリングを受けることを検討しているが、心理カウンセリングがどういうものなのかを事前にもっとよく知りたい」、あるいは「心理カウンセリングを受けたいけど、なんだか躊躇してしまう」などといった、心理カウンセリングに不安や抵抗感を抱かれている方々のお役に立てるよう、当カウンセリングサービスが行っている心理カウンセリング(先延ばし癖・逃げ癖改善のカウンセリング)がどのようなものであるかを、できるだけ具体的にお伝えしたいと思います。

心理カウンセリングに対するイメージによる抵抗感

 心理カウンセリングを受けたことのない方は、心理カウンセリングに対していろんなイメージをお持ちになられていると思います。ご自身の抱くそのイメージが心理カウンセリングに対する抵抗感や不安につながっているところもあるのかもしれませんね。

 

 ここでは心理カウンセリングを受けたことのない方の抱く「心理カウンセリングのイメージ」に対する、私なりの意見をお伝えさせていただこうと思います。

 

 ここに挙げさせていただくのは、私がこれまでに耳にしたことのあるお話です。

料金が高そう

 これについては確かに安くはないでしょうね。保険の適用もありませんので、全てクライエント様の自費となってしまいます。心理カウンセリングの料金の相場というものもございますので、そのあたりのことはお調べいただければと思います。

 

 ちなみに当カウンセリングサービスは90分のセッションで、出張カウンセリング税込み14,300円(出張費・交通費込み)、オンラインカウンセリング税込み9,900円が基本料金となっております。

 

 カウンセリング開始時は週に一度のペースでセッションを行うことを推奨しております。その後カウンセリングの終結に近づくにつれ(症状が改善していくにつれ)、セッション実施の間隔を広げていくという流れが一般的です。カウンセラーがセッション実施のペースを強要することはありませんが、実践的で継続的なカウンセリングを実現させるためには、カウンセリング開始時には最低二週間に一度のペースでセッションを行うべきだと感じております。

 

出張カウンセリングの料金とシステム

オンラインカウンセリングの料金とシステム

 カウンセリングのほか、先延ばし癖改善のためのマンツーマン形式のセミナーも行っております。マンツーマン形式とは言え、これは継続的な実践を援助させていただくカウンセリングとは違い、あくまでセミナーではありますが、中・長期的な取り組みとなるカウンセリングと比較した場合に、セミナーの受講は経済的負担は小さくなります。

  

怠惰の先延ばし癖改善のための個人向けオンラインセミナー

効果がなさそう

 これについては、やってみなければわかりませんよね。ひとつ言えることは、心理カウンセリングを魔法だと思わないでいただきたいということです。やはりクライエント様ご自身の問題解決意欲というものは重要です。クライエント様のカウンセリングに取り組む姿勢が積極的であればあるほど、カウンセリングの効果は当然増します。

 

 カウンセリングはクライエント様とカウンセラーの協働によって成り立ちます。カウンセラーと話をしただけで「直る」というものではありません。効果的なカウンセリングを行うために、クライエント様が自らの問題に向き合う姿勢が必要です。もちろんカウンセラーもクライエント様と同様の姿勢で、カウンセリングに臨むことを約束します。

 

 例えば、カウンセリングの一番最初のセッションで行うインテーク面接の段階で「自分にはこの問題を解決できる」とクライエント様が信じることができれば、その先のカウンセリングは有意義なものとなるでしょう。有意義なセッションを継続していけば必然的にカウンセリングの目標(先延ばし癖や逃げ癖の克服)を達成する確率を高めたり、あるいは目標達成までの時間を早めたりすることができます。

 

 会話をするだけで先延ばし癖や逃げ癖が改善するとは思えないというお気持ちも理解できます。でも、皆さんも日常生活の中で誰かに相談をすることで気持ちが前向きになったなんて経験をされたことはありますでしょ?カウンセラーはお悩みを聴くことの専門家です。そして私は、先延ばし癖や逃げ癖に関するお悩みを解消させることの専門家です。効果がないとは言い切れないと思いますよ。

 

カウンセリングとは

経験が伴わない知識だけで説得させられそう

 確かに私も日頃から頑張って勉強しております。ですが少なくとも私は、教科書から得た知識の中で表面的にしか理解していないようなことをクライエント様に「これでどうだ!」などという感じでお伝えするようなことはしません。私自身が深く理解して納得したことのみを、クライエント様にお伝えするよう心がけております。

 

 私の場合、クライエント様と感覚的なことをできるだけ共有できるよう、可能な範囲内で不健康な行動の経験をする努力もしてきました。例えば床に入ってスマホを長時間見ることを数週間続けて、病みつきになることを実践してみたりです。少なからずそれらを経験しておくことでクライエント様の状態をよりリアルに理解することの役には立つのでしょうからね。

 

 また、「やってはいけないこと」や「注意しなければいけないこと」など、カウンセラーとしてクライエント様の援助をさせていただく際に守らなくてはいけないことはたくさんあります。カウンセリングによってクライエント様を害してしまうなどといったことを未然に防ぐために、勉強して習得しておかなければならない知識もあるということは、加えてお伝えしておきます。

うさんくさい

 世の中には心理療法と呼ばれるものはたくさんありますが、私が学んで実践している心理療法は生育歴をたどったり、催眠をかけたりという類のものではありません。もちろん「守護霊様のメッセージをお伝えします」などといったものでもありません。

 

 私が主にカウンセリングで用いる心理療法は、REBT(Rational Emotive Behavior Therapy)という心理療法です。具体的には、「物事の捉え方や考え方」に着目し、それを修正することによって苦しみなどの感情を軽減させ建設的な行動へつなげるというアプローチをとります。論理的で、現実的な考え方を基盤としてカウンセリングを進めていきますので、うさんくさくはないと思います。

 

 また、セッション中いつも心理療法が用いられるわけではありません。先延ばし癖や逃げ癖改善のカウンセリングを専門としていることもあり、工夫を凝らした具体的な方策を考えることや、その実践など、心理的なことばかりに着目するわけではなく、実際はかなり実用的な取り組みも多いと感じています。心理カウンセリングとは言え、最終的に達成すべきは行動変容なのです。

薬をたくさん処方されて薬漬けになってしまいそう

 まず、私は医者ではないのでお薬を処方することはできません。心理カウンセリングとはお薬を使用することなく、会話をすることによってクライエント様の症状を軽減、あるいは解消させていくものです。

 

 しかし実際には、お薬を用いることが効果的であるとされる症状が存在するのも事実です。また、お薬による治療と心理カウンセリングの併用が効果的であるとされる症状も多く存在します。精神科や心療内科等では医師の診断、治療計画のもと、このような治療法をとることもあるでしょう。

カウンセラーとの相性が悪かったらどうしよう

 カウンセラーとの相性は重要です。カウンセリングを開始する前にカウンセラーとの相性を知っておきたい方は、オリエンテーションプランのご利用をおすすめします。また、インテーク面接もカウンセラーとの相性を確認できる場であるといえると思います。

 

 もし「このカウンセラーとはうまくやっていけそうにない!」と最初に感じたとしたら、私はそのカウンセラーとのカウンセリングを開始するべきではないと思います。

いかがでしたか?

 今まで抱いていた心理カウンセリングに対するイメージは少し変わりましたか?それとも変わらずでしたか?未知の世界には誰でも不安や抵抗感を抱くものです。やっぱり一度経験してみるしかなかったりするんですよね。そういった意味では先述のオリエンテーションプランの活用は良いと思いますよ。カウンセラーとカウンセリングに関する質疑応答ができますし、なによりカウンセリングの雰囲気を知ることができますからね。

 

 このページの他に、よくある質問当カウンセリングサービスのブログをお読みになることも、より具体的なカウンセリングのイメージを持つことの役に立つかもしれません。よろしかったらご覧になってみてくださいね。