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カウンセリングを受けることで得られるものとは?

 「カウンセリングを受けることで自分は何を得られるのか?」カウンセリングを受けたことのない方は、そのあたりのことが気になると思います。順を追って説明いたします。

カウンセリングの目標を決める

 私の行うカウンセリングでは、主訴をお聞きしたあとに、「このカウンセリングでどのようになりたいのか?」ということをクライエント様に尋ねます。そしてそれを具体的なかたちで明確にし、それをカウンセリングの目標とします。つまりその目標達成がカウンセリングのゴールとなるのです。

目標達成を信じる気持ち

 カウンセリングの目標が決まったからといって、その目標を何もせずに達成することなどできません。まずはカウンセラーとの会話を通じて、クライエント様が「私はこの目標を達成することができる」と信じてもらえるようになると良いです。これは良いカウンセリングを行うための条件のうちのひとつであるため、通常初回に行うインテーク面接でこのことについての話し合いが行われます。ちなみにこの話し合いは、カウンセラーがクライエント様にその目標達成を信じることを押し付けたりするものではありません。そもそもその目標とは現実的なものを設定することになるので、その話し合いも現実的なものとなります。例えばクライエント様がその目標に対して「できそうに思えない」と考えるのであれば、「なにが原因でできそうに思えないのか」を明らかにします。その原因が明らかになれば、「できない」を「できる」にするためのいくつかの方法を検討していくことができます。

 カウンセリングの目標達成を信じる気持ちは、カウンセリングを開始するにあたり、とても重要な意味を持ちます。この目標達成を信じる気持ちは、①それに向けての行動を実際に開始するかどうか、②その行動についてどのくらい努力を継続するか、③困難に直面したときにどのくらい耐えられるか、ということを決定づけます。

 目標は自分にとって魅力的であるべきです。魅力的な目標は、それを強く信じることを後押しします。強く信じることができれば、勇気を持って挑戦することができますし、やる気を維持することもできますし、困難な状況が訪れたとしてもそれに耐えることもできるでしょう。

解決方法の伝授

 結局のところ、カウンセリングにおいてカウンセラーがクライエント様に提供すべきものとは、お悩みに対する解決方法の伝授にあると思うのです。そうすれば少なくともカウンセリングにて取り扱ったお悩みと似たようなお悩みを再度経験されてしまったときに、ご自身でそのお悩みを解決することができるようになります。そしてカウンセリングにて取り扱ったお悩みとは全く違ったお悩みに対しても、カウンセリングにて学んだ解決方法やセッションの中でカウンセラーと話し合った経験等を生かすことだってできると思います。

 私が行うカウンセリングではREBTという心理療法を導入しておりますが、シンプルな話、この心理療法をクライエント様に伝授することが解決方法の伝授になると考えております。なぜなら、REBTという心理療法は、自分で自分をカウンセリングできるという特徴を持っているからです。この心理療法を習得していただき、生活の中で実践(トレーニング)していただくことによって、カウンセリングの目標達成を目指していくのです。

カウンセリングで得られるもの

 ここまで述べてきたように、カウンセリングを受けることでクライエント様が得られるものとは、ご自身のお悩みに対する解決方法です。もちろん、カウンセリングの目標達成ができれば、そのときに抱えていたご自身のお悩みの解決も得られます。

 しかし、ここまでお読みいただいてカウンセリングが魔法ではないということもご理解いただけたかと思います。実際のところ、お悩みの解決やお悩みの解決方法の習得には、クライエント様の努力が必要であるということです。そのために、カウンセリングの目標達成を信じる気持ちがとても大切な要素となってくるのです。その目標達成を信じることができるよう、カウンセラーは真心込めてクライエント様を援助します。そして、お悩みに対する解決方法の伝授に全力を注ぎます。

 なお、カウンセリングのスタイルはさまざまなものがあり、世に存在する全てのカウンセリングがこのようなスタイルであるわけではありません。ここまで述べてきたことは、あくまで私の行うカウンセリングのお話であることをご理解ください。興味を持たれた方は、お気軽にご相談ください。

 

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