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お悩みを抱える方に対するサポートのあり方

悩みを抱え人知れず生き辛さを感じている方にとって、良き理解者の存在は心強いものだと思います。例えばADHD傾向のある方にとっては日頃から「なんでそんなこともできないの?」とか「なんでなにもやってこないんだ!」とか「なんでそんな簡単に忘れてしまうんだ!」とか、悪気があってやっているわけではないのに不誠実な印象を与えてしまうことがしばしばおありでしょうから、そのようなご自身の特徴を理解してもらえる人の存在は生きていく上で大きな支えとなることでしょう。

お悩みを抱える方に対して理解を示し、サポートする側の人間としては、相手がどうすれば今よりもより良い、豊かな人生を送ることができるかということをよく考えた上での行動が必要とされます。サポートするという考えに頑なになってしまうのは、あまり良いことだとは思いません。そのような考えが強すぎると、ついつい相手に対して過剰な貢献をしてしまいがちになるからです。相手に対する過剰な貢献は、相手が成長する貴重な機会を奪うことにつながります。その上、サポートする側の人間に対する相手の依存心も育てることになります。

サポートする側の人間は、その悩みが自分自身の問題であるということを相手に忘れさせないよう接することがまずは大切なのだと思います。そして相手がその悩みに対して誰かに依存するという対処法ではなく、自ら主体的に取り組めるよう導くことが理想とされるところなのではないかと思います。

身近にそのような良き理解者がいらっしゃれば一番良いです。もしそのような方がいらっしゃらないのでしたら、そのときはカウンセラーがいるということを覚えておいていただきたいです。