心理カウンセリングに抵抗感をお持ちの方へ

心理カウンセリングというものについて、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?心理カウンセリングを受けたことのない方は、それが未知の世界であるがゆえ、ただただ漠然とした不安を抱いてしまうのかもしれませんね。

 

このページでは、「これから心理カウンセリングを受けることを検討しているが、心理カウンセリングがどういうものなのかを事前にもっとよく知りたい」、あるいは「心理カウンセリングを受けたいけど、なんだか躊躇してしまう」などといった、心理カウンセリングに不安や抵抗感を抱かれている方々のお役に立てるよう、当カウンセリングサービスが行っている心理カウンセリング(先延ばし癖・逃げ癖改善のカウンセリング)がどのようなものであるかを、できるだけ具体的にお伝えしたいと思います。

心理カウンセリングに対するイメージによる抵抗感

心理カウンセリングを受けたことのない方は、心理カウンセリングに対していろんなイメージをお持ちになられていると思います。ご自身の抱くそのイメージが心理カウンセリングに対する抵抗感や不安につながっているところもあるのかもしれませんね。

 

ここでは心理カウンセリングを受けたことのない方の抱く「心理カウンセリングのイメージ」に対する、私なりの意見をお伝えしてみたいと思います。

 

ここに挙げさせていただくのは、私がこれまでに耳にしたことのあるお話です。

料金が高そう

これについては確かに安くはないでしょうね。保険の適用もありませんので、全てクライエント様の自費となってしまいます。心理カウンセリングの料金の相場というものもございますので、そのあたりのことはお調べいただければと思います。

ちなみに当カウンセリングサービスは90分のセッションで、出張カウンセリング税込み14,300円(出張費・交通費込み)、オンラインカウンセリング税込み9,900円が基本料金となっております。

 

カウンセリングは10日~14日に一度のペースでセッションを行うことを推奨しております。その後カウンセリングの終結に近づくにつれ(症状が改善していくにつれ)、セッション実施の間隔を広げていくという流れが一般的です。カウンセラーがセッション実施のペースをクライエント様に強制することはありませんが、実践的で継続的なカウンセリングを実現させるためには、カウンセリング開始時には最低二週間に一度のペースでセッションを行うべきだと感じております。 

出張カウンセリングの料金とシステム

オンラインカウンセリングの料金とシステム

 

カウンセリングのほか、先延ばし癖改善を目的としたマンツーマン形式のオンラインセミナーも行っております。マンツーマン形式とは言え、これは継続的な実践を支援させていただくカウンセリングとは違います。あくまでセミナーではありますが、中・長期的な取り組みとなるカウンセリングと比較した場合に、セミナーの受講は経済的負担は抑えられます。 

怠惰の先延ばし癖改善のための個人向けオンラインセミナー

効果がなさそう

これについては、やってみなければわかりませんよね。ひとつ言えることは、心理カウンセリングを魔法だと思わないでいただきたいということです。やはりクライエント様ご自身の問題解決意欲というものは重要です。クライエント様のカウンセリングに取り組む姿勢が積極的であればあるほど、カウンセリングの効果は増します。

 

カウンセリングはクライエント様とカウンセラーの協働によって成り立ちます。カウンセラーと話をしただけで「なおる」というものではありません。効果的なカウンセリングを行うために、クライエント様が自らの問題に正面から向き合う態度が必要です。もちろんカウンセラーもクライエント様と同様の態度でカウンセリングに臨むことを約束します。

 

例えば、カウンセリングの最初に行うインテーク面接の段階で「自分にはこの問題を解決できる」とクライエント様が信じることができれば、その先のカウンセリングは有意義なものとなるでしょう。有意義なセッションを継続していけば必然的にカウンセリングの目標(先延ばし癖や逃げ癖の克服)を達成する確率を高めたり、あるいは目標達成までの時間を早めたりすることができます。

 

会話をするだけで先延ばし癖や逃げ癖が改善するとは思えないというお気持ちも理解できます。でも、皆さんも日常生活の中で誰かに相談をすることで気持ちが前向きになったなんて経験をされたことはありますでしょ?カウンセラーはお悩みを聴くことの専門家です。そして私は、先延ばし癖や逃げ癖に関するお悩みを解決させることを支援する専門家です。効果がないとは言い切れないと思いますよ。

 

なお、私の行うカウンセリングはコーチングスキルをベースとして、必要な場面で心理療法を導入したり、心理教育的な対話を行ったりするスタイルです。

「じゃあなんでコーチングと謳わないでカウンセリングと謳っているんだ?」と思われるかもしれませんね。それは心理療法を導入した時点で純粋なコーチングとは言えなくなるからです。

カウンセリングとは

コーチングとは

経験が伴わない知識だけで説得させられそう

確かに私も日頃から頑張って勉強しております。ですが少なくとも私は、教科書から得た知識の中で表面的にしか理解していないようなことをクライエント様に「これでどうだ!」などという感じでお伝えするようなことはしません。私自身が深く理解して納得したことのみを、クライエント様にお伝えするよう心がけております。

 

私の場合、クライエント様と感覚的なことをできるだけ共有できるよう、無理のない範囲で不健康な行動を経験してみるという努力もしてきました。例えば布団に入ってからのスマホでの動画視聴にハマってみたりです。もちろん無茶はしませんけど、クライエント様の困りごとを実際に経験することで、クライエント様の状態をより深く理解することの役に立ちます。

 

また、「やってはいけないこと」や「注意しなければいけないこと」など、カウンセラーとしてクライエント様の支援をさせていただく際に守らなくてはいけないことがあります。カウンセリングによってクライエント様を害してしまうなどといったことを未然に防ぐために、習得しておかなければならない知識もあるということは、加えてお伝えしておきます。勉強は必要なのです。

うさんくさい

世の中には心理療法と呼ばれるものはたくさんありますが、私が学んで実践し続けている心理療法は生育歴をたどったり、催眠をかけたりという類のものではありません。もちろん「守護霊様のメッセージをお伝えします」などといったものでもありません。

私が主にカウンセリングで用いる心理療法は、REBT(Rational Emotive Behavior Therapy)という心理療法です。具体的には、「物事の捉え方や考え方」に着目し、それを修正することによって不健康なネガティブ感情を軽減させ、建設的な行動へつなげやすくするというアプローチをとる心理療法です。論理的で、現実的な考え方を基盤としてカウンセリングを進めていきますので、うさんくさくはないと思います。

 

また、セッション中いつも心理療法が用いられるわけではありません。具体的な改善策を検討することや、その改善策の実践を振り返って分析するなど、実際はかなり実用的な取り組みも多いです。先述の通り、私はコーチングスキルをベースとしてカウンセリングを行っているということもありますしね。でも、コーチングであってもカウンセリングであっても、クライエント様の内面の深掘りは常に行われているものだったりします。

 

カウンセリングで達成すべきは行動変容です。それが全てです。うさんくさくてはそれを実現させることはできないでしょう。

薬をたくさん処方されて薬漬けになってしまいそう

まず、私は医者ではないのでお薬を処方することはできません。心理カウンセリングとはお薬を使用することなく、会話によってクライエント様の症状を軽減、あるいは解消させていくものです。

しかし実際には、お薬を用いることが効果的であるとされる症状が存在するのも事実です。また、お薬による治療と心理カウンセリングの併用が効果的であるとされる症状も多く存在します。精神科や心療内科等では医師の診断、治療計画のもと、このような治療法をとることもあります。

カウンセラーとの相性が悪かったらどうしよう

カウンセラーとの相性は重要です。カウンセリングを開始する前にカウンセラーとの相性を知っておきたい方は、オリエンテーションプランのご利用をおすすめします。このオリエンテーションは無料です。また、インテーク面接もカウンセラーとの相性を確認できる場であるといえます。

やはり一度経験してみることが大事

今まで抱いていた心理カウンセリングに対するイメージは少し変わりましたか?それとも変わらずでしたか?未知の世界には誰でも不安や抵抗感を抱くものです。やっぱり一度経験してみるしかなかったりするんですよね。そういった意味では先述のオリエンテーションプランの活用は良いと思いますよ。無料でカウンセラーとカウンセリングに関する質疑応答ができますし、なによりカウンセリングの雰囲気を知ることができますからね。

 

このページの他に、よくある質問「先延ばし癖や逃げ癖改善のカウンセリングとはどんなもの?」(note記事)をお読みになることも、より具体的なカウンセリングのイメージを持つことの役に立つかもしれません。よろしかったらご覧になってみてくださいね。