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自分の「当たり前」と相手の「当たり前」

自分の「当たり前」は、相手の「当たり前」ではありません。

そんなの当たり前だと思ってしまいがちですが、人はしばしば自分の「当たり前」を相手に強要してしまうことがあるものです。「えー、そんなことも知らないの!?」とか「なんでそんなこともできないの!?」とか、そんな感じで。私は、みんなが「当たり前」にできるのだから、あなたもそれができて「当たり前」ということにはならないと思うのです。そのような振る舞いは建設的ではないと思うからです。そのような振る舞いが効率的に良い結果へと導くことがあるのでしょうか?単純に不真面目な態度がもたらすものは別として、できないことや苦手なことって誰にでもあるわけですからね。

一番大切なのは、自分の「当たり前」ができない相手に対する接し方なのだと思います。相手を受け入れる態度をこちらが持っていれば、状況を良くするためのあらゆる選択肢が生まれてくるものです。特に職場などでは自分の「当たり前」を相手に強要することによって、「なんでそんな簡単なこともできないんだ!」と怒りの感情が芽生えてしまったりなんてこともあるでしょう。そんなときはその状況を良くするために、相手に対して自分がどのように接するべきかを考えてみるべきです。「あいつはできないからダメだ」は考え方のひとつとして尊重すべきものではあるかもしれませんが、その状況を良くするための最善の考え方であるとはいえません。

まずは今の、ありのままの相手を受け入れるという態度を持つこと。結果としてそれが、その状況を良くするための選択肢を増やしてくれるのだと私は思います。